金属アレルギーがあるとセラミック治療は保険適用になる?適用条件と注意点を解説
2025.12.22更新
むし歯や詰め物・被せ物の治療において、「金属アレルギーがあると保険でセラミックが使える」と聞いたことがある方もいるかもしれません。金属を使わないセラミック素材は、金属を避けたい方に選ばれることがありますが、そのすべてが保険適用になるわけではありません。今回は、金属アレルギーとセラミック治療の関係性、保険適用の条件、そして注意点について多摩市の聖蹟桜ヶ丘駅近くの歯医者 富澤歯科医院が解説します。
1. 金属アレルギーとセラミック治療の関係性とは
金属アレルギーとは、金属に触れた際に皮膚や粘膜に炎症などの症状が出る体質のことです。歯の治療で使われる金属も原因となる場合があり、症状は口の中だけでなく、手や首などに現れることもあります。
①金属アレルギーの発症メカニズム
口の中の金属が唾液で溶けて体内に吸収され、免疫反応が起こると考えられています。一度発症すると、アクセサリーなど日常の金属でも反応が出ることがあります。
②歯の治療に使われる金属との関係
保険診療で使われる銀歯(銀合金)には、ニッケルやクロム、パラジウムなどが含まれ、金属アレルギーの原因となることがあります。体質によっては注意が必要です。
③セラミック素材の特徴
セラミックは陶器のような構造で金属を含まず、金属を避けたい方に選ばれることがあります。見た目が自然で、自分の歯に近い色調を目指した仕上がりに調整することも可能です。
④金属を避けたい方への選択肢
金属アレルギーのある方には、金属を使わないセラミック素材が一つの選択肢となります。ただし、使用部位や素材によっては保険適用外の場合もあるため、事前に確認が必要です。
⑤歯医者による判断が重要
金属アレルギーが疑われる場合は皮膚科でパッチテストを受け、結果をもとに、患者の状態に合わせて歯医者が素材を検討します。
金属アレルギーと診断された場合でも、セラミック治療がすべて保険で対応できるわけではないため、適用条件を理解した上で治療を進めることが大切です。
2. 金属アレルギーで保険適用されるCAD/CAM冠とは
CAD/CAM冠とは、コンピューターによる設計と機械加工によって作られる歯の被せ物です。条件を満たせば、保険診療でセラミック系素材のCAD/CAM冠が使用可能です。
①CAD/CAM冠の基本構造
レジン(プラスチック)にセラミックを混ぜたハイブリッド素材で、白く自然な見た目と一定の強度があります。完全なセラミックではありませんが、金属を使用しない点が特徴です。
②CAD/CAM冠の保険適用範囲と対象となる歯
2014年に小臼歯(前から数えて4番目と5番目)で保険適用が始まり、現在は条件付きで奥歯や前歯にも拡大されています。金属アレルギーがある方は、通常は保険適用外の部位でも、診断書の提出により保険が認められることがあります。
③金属アレルギーによる特例
通常は保険適用外の歯でも、金属アレルギーが医学的に証明された場合、奥歯にもCAD/CAM冠を使用できることがあります。ただし、皮膚科などでの診断書が必要です。
④CAD/CAM冠の特徴と留意点
金属を使用しないため、金属を避けたい方に選ばれることがあります。見た目も自然ですが、耐久性や使用できる部位に限りがあるため、強い力がかかる部分では破折のリスクも考慮する必要があります。
CAD/CAM冠は、金属アレルギーのある方にとって一つの治療選択肢ですが、対象となる歯や素材の特性について理解し、歯医者と相談しながら進めることが大切です。
3. 保険適用のセラミックと自費治療の違いと注意点
セラミック治療には、保険が適用されるケースと自費で行うケースがあります。それぞれの特徴を知ることで、自分に合った治療方法を検討しやすくなります。
①治療に使われる素材の違い
保険治療で使用されるセラミックは、レジンとセラミックを混ぜたハイブリッド型素材です。強度や色調には限りがあり、見た目や耐久性の面で純セラミックと異なることがあります。自費治療では、ジルコニアなど強度や透明感に配慮した素材が選ばれることもあります。
②治療の自由度と審美性
保険の治療では、使用できる歯の部位や形状に制限があり、素材の選択肢も限られています。自費治療では、素材や形、色の調整が可能なため、自然な見た目を目指した仕上がりに対応しやすくなります。
③費用の差
保険治療は、あらかじめ定められた金額で受けることができます。一方、自費治療は全額自己負担となり、費用は使用する素材や治療部位によって異なります。一般的には数万円から十数万円程度になるケースもあります。
④適用される歯の範囲の違い
CAD/CAM冠の保険適用は、小臼歯や第一大臼歯など、対象となる部位が限られています。自費治療であれば、ほぼすべての歯にセラミックを使用でき、特に前歯など見た目を重視したい部位で検討されることもあります。
見た目・素材・費用・耐久性を比較しながら、自分に合った治療方法について、歯医者と相談しながら選ぶことが大切です。
4. 多摩市の聖蹟桜ヶ丘駅近くの歯医者 富澤歯科医院のセラミック治療について
多摩市の聖蹟桜ヶ丘駅近くの歯医者 富澤歯科医院では、見た目と機能の両面を考慮したセラミック治療を行っています。セラミックは自然な白さと透明感があり、金属を使用しないため金属アレルギーの心配が少ないのが特徴です。保険適用外となる場合がありますが、見た目に配慮した治療を希望される方に選ばれています。
【多摩市の聖蹟桜ヶ丘駅近くの歯医者 富澤歯科医院のセラミックの特徴】
当院のセラミック治療のポイント①自然な見た目
セラミックは天然歯に近い色合いを再現できるため、前歯など審美性を重視する部位に適しています。光の透過性も自然で、周囲の歯と調和しやすい素材です。
当院のセラミック治療のポイント②金属を使わない治療
金属を使用しないため、金属アレルギーのリスクが少なく、歯ぐきの変色も起こりにくいのが特徴です。体にやさしい素材を希望される方に適しています。
当院のセラミック治療のポイント③耐久性と清掃性
セラミックは硬くて耐久性があり、変色しにくい素材です。表面が滑らかなため、汚れが付きにくく、清掃性にも優れています。
当院のセラミック治療のポイント④幅広い適応
前歯の見た目改善だけでなく、奥歯のかぶせ物や詰め物にも使用できます。患者さまのご希望やお口の状態に合わせて提案します。
多摩市の聖蹟桜ヶ丘駅近くで歯医者を探している方は、富澤歯科医院のセラミック治療についてご相談ください。見た目の美しさと機能性を両立させた治療法を一緒に考えていきます。
当院のセラミック治療のポイント⑤院内技工士による色チェック
セラミック治療は皆様が思うよりも、「色」がとても重要です。人工照明と自然光では見え方が違ったり、歯の根元と先では色合いを変える必要があったりと、自然に見せるためには様々な要素を考える必要があるのです。 通常の歯医者さんでも「シェードガイド」と呼ばれる色見本を使用し、合わせる作業をするのですが、富澤歯科医院ではそれに加えて院内常駐の技工士さんが「直接」お口を確認し、色合わせを実施するため、より自然な色で仕上げることが期待出来ます。
多摩市の聖蹟桜ヶ丘駅近く 富澤歯科医院のセラミック治療について詳しくはこちら
まとめ
金属アレルギーがある方にとって、セラミック治療は選択肢の一つとなり得ます。保険適用となるCAD/CAM冠には一定の条件があり、すべての症例で使えるわけではありません。保険診療と自費治療、それぞれの特徴を理解し、自分の体質や目的に合った素材を選ぶことで、納得して治療を進めやすくなります。
金属アレルギーに配慮したセラミック治療をご検討中の方は、多摩市の聖蹟桜ヶ丘駅近くの歯医者 富澤歯科医院までお問い合わせください。
【監修】 富澤歯科医院医院長 寺井 里沙(てらい りさ)
【経歴】
1995年 東京都都立国立高等学校 卒業
1999年 玉川大学文学部教育学科 卒業
2012年 日本大学歯学部歯学科 卒業
2013年 日本大学歯学部付属歯科病院 臨床研修修了
日本大学歯学部保存学教室修復学講座に入局し 審美修復治療について学ぶ
埼玉県蕨市 浅賀歯科医院 にて予防歯科・マイクロスコープ治療・インプラント治療等を学ぶ
非常勤医(2020年度まで)
東京都新島村国民健康保険診療所 非常勤医(2016年度まで)
2016年 特定非営利活動法人 日本歯科保存学会 歯科保存治療認定医 取得(第214号)
2017年 日本大学歯学部付属歯科病院 専修医(保存修復科)
日本大学歯学部付属歯科病院 予防歯科 兼務
東京都新島村国民健康保険式根島診療所 非常勤医(2018年度まで)
2019年 東京都御蔵島村国民健康保険直営御蔵島診療所歯科 歯周病検診担当医
2020年 特定非営利活動法人 日本歯科保存学会 歯科保存治療専門医 取得(第1277号)
2021年 日本大学歯学部保存修復学講座 非常勤医
「富澤歯科医院」 院長
【所属学会】
特定非営利活動法人 日本歯科保存学会(認定医・専門医)
一般社団法人 日本接着歯学会
一般社団法人 審美学会
歯科臨床十人会
日本大学歯学部保存修復学講座 非常勤医
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