2025.10.02更新

歯が痛くなってから歯医者に行くという考え方は、近年少しずつ見直されつつあります。むし歯や歯周病が進行してから治療するのではなく、そもそも病気を起こさないようにケアをする「予防歯科」が注目されています。予防歯科は、定期的な通院や専門的なクリーニングを通じて、お口のトラブルを未然に防ぐことを目的とした取り組みです。歯の健康を守るうえで有効な手段である一方で、続けるうえで知っておくべき注意点もあります。今回は、予防歯科の基本からメリット・デメリットまでを解説します。

 

1. 予防歯科とはどんなケアをする?

 

予防歯科とは、むし歯や歯周病になる前の段階で、歯の健康を守るために行うケア全般を指します。治療よりも「守ること」に重点を置いた考え方です。

 

①定期検診

 

3〜6か月に1回のペースで歯医者に通い、むし歯や歯周病の早期発見を行います。小さな異変でも早く対応できるため、重症化を防ぐことができます。また、当院ではせっかく治療して良くなった歯をもとに戻さない為にも、「4か月以内」に来ていただくようにもお伝えしています。学術的にも「4か月で歯石の核が付き始める」といわれており、4か月以内の検診がおすすめです。

 

➁専門的なクリーニング(PMTC)

 

専用の器具を使い、歯の表面や歯と歯ぐきの間にたまった汚れや歯石を取り除きます。日常の歯みがきでは落としきれない部分もきれいにすることで、菌の繁殖を防ぎます。

 

➂フッ素塗布

 

歯の表面にフッ素を塗ることで、歯の再石灰化(弱った歯を修復する働き)を促し、むし歯への抵抗力を高めます。とくに子どもだけでなく、大人にも効果があります。

 

④歯みがき指導

 

患者さん一人ひとりの磨き癖や口腔内の状態に合わせて、正しい歯みがきの方法を指導します。自宅でのケアの質を高めることが、予防歯科の成果につながります。

 

⑤生活習慣へのアドバイス

 

食事のとり方や間食の回数、喫煙などの生活習慣もお口の健康に影響します。歯科衛生士や歯科医師が、ライフスタイル全体から見直すサポートを行います。

 

予防歯科では、日々のセルフケアと専門的なプロケアを組み合わせることで、歯の健康を長く保つことができます。定期的に継続することでこそ効果が期待できます。

 

2. 歯を守り健康を支える予防歯科のメリット

 

予防歯科には多くのメリットがあります。単に「むし歯を防ぐ」というだけでなく、全身の健康や生活の質にも良い影響を与えることが知られています。

 

①むし歯や歯周病の予防につながる

 

定期的なクリーニングやチェックにより、むし歯や歯周病の初期段階での対応が可能になります。重症化する前に予防できることで、歯を削ったり抜いたりするリスクを抑えられます。

 

➁治療の痛みや負担を軽減できる

 

予防の段階で異常に気づけば、必要最低限の処置で済むことが多く、麻酔や大がかりな治療が不要になるケースもあります。結果として身体的・精神的な負担を抑えることにつながります。

 

③口臭や見た目の改善にもつながる

 

口腔内の清掃状態を良好に保つことで、気になる口臭や歯の黄ばみの軽減も期待できます。清潔な口元は、対人関係や日常生活での自信にもつながります。

 

④全身の健康維持にもつながる

 

近年では、歯周病が糖尿病や心疾患などの全身疾患と関連していることも分かってきています。口腔内の状態を良く保つことが、健康全体に良い影響を及ぼすとされています。

 

予防歯科のメリットは歯だけにとどまらず、生活や健康全体を支える重要な役割を担っています。日々の積み重ねが、将来的な大きな差となって表れます。

 

3. 続ける際に知っておきたい予防歯科の注意点

 

予防歯科は多くのメリットがある一方で、継続する上であらかじめ知っておきたい注意点も存在します。あらかじめ理解しておくことで、納得した上での通院がしやすくなります。

 

①定期的な通院が必要になる

 

予防歯科では、3〜6か月に一度のペースで歯医者へ通う必要があります。仕事や家事で忙しい方にとっては、時間の確保が負担に感じられる場合もあります。

 

②効果がすぐに実感できない

 

予防歯科の成果は、数日や数週間で目に見えるものではありません。「何も問題が見つからない」ということ自体が効果であるため、実感が湧きづらいと感じる方もいます。

 

③継続する意識と努力が求められる

 

自宅での歯みがきやフロスの習慣も、予防歯科の一部です。歯医者に通うだけでは不十分で、日々のケアを続ける意識が欠かせません。

 

予防歯科には一定の手間やコストがかかるものの、それらを上回る価値を得られることも多いため、自分の生活スタイルに合わせて取り入れることが大切です。

 

4. 多摩市の聖蹟桜ヶ丘駅近くの歯医者 富澤歯科医院の予防歯科について

 

多摩市の聖蹟桜ヶ丘駅近くの歯医者 富澤歯科医院では、むし歯や歯周病を未然に防ぐための予防歯科に力を入れています。 定期的なクリーニングや検診を行うことで、日常の歯磨きでは落としきれない汚れを除去し、健康な口腔環境を保つことを目指します。生活習慣に合わせたケア方法の提案も行い、ご自身でのセルフケアと歯科医院での専門的な予防処置を組み合わせることが大切です。

 

【多摩市の聖蹟桜ヶ丘駅近くの歯医者 富澤歯科医院の予防歯科の特徴】

 

当院の予防歯科のポイント①定期検診による早期発見

予防歯科では、歯や歯ぐきの状態を定期的にチェックすることが重要です。早めに小さな変化を把握し、必要に応じた処置を行うことで大きな治療を避けられる可能性があります。

 

当院の予防歯科のポイント②専門的なクリーニング

歯科衛生士による専用機器を用いたクリーニングで、歯石やプラークを効果的に取り除きます。清潔な状態を保つことで、むし歯や歯周病のリスクを軽減します。

 

当院の予防歯科のポイント③生活習慣に合わせたケア指導

食生活や歯磨き習慣は人それぞれ異なります。当院では患者さまに合わせたブラッシング方法やケア用品の使い方をお伝えし、日常的に取り入れやすい予防法を提案します。

 

当院の予防歯科のポイント④お子さまから大人まで対応

成長段階やライフスタイルに応じて必要な予防ケアは変わります。お子さまのむし歯予防から成人の歯周病対策まで幅広くサポートしています。

 

多摩市の聖蹟桜ヶ丘駅近くで歯医者をお探しの方は、富澤歯科医院の予防歯科をご相談ください。生活習慣やお口の状態に合わせたメインテナンス方法をご提案いたします。

 

多摩市の聖蹟桜ヶ丘駅近く 富澤歯科医院の予防歯科について詳しくはこちら

 

まとめ

 

予防歯科は、むし歯や歯周病を防ぐための重要な取り組みであり、治療中心の考え方から「守る」ことを重視したケアへと意識が変わりつつあります。定期的なチェックやクリーニングにより、歯を削る・抜くといった処置を避けやすくなり、将来の医療費や身体的負担の軽減にもつながります。一方で、継続的な通院や費用面への理解も欠かせません。

 

予防歯科についてお悩みの方は聖蹟桜ヶ丘の歯医者、「富澤歯科医院」までお問い合わせください。

 

 

【監修】 富澤歯科医院医院長 寺井 里沙(てらい りさ)

【経歴】
1995年 東京都都立国立高等学校 卒業
1999年 玉川大学文学部教育学科 卒業
2012年 日本大学歯学部歯学科 卒業
2013年 日本大学歯学部付属歯科病院 臨床研修修了
    日本大学歯学部保存学教室修復学講座に入局し 審美修復治療について学ぶ
    埼玉県蕨市 浅賀歯科医院 にて予防歯科・マイクロスコープ治療・インプラント治療等を学ぶ
     非常勤医(2020年度まで)
    東京都新島村国民健康保険診療所 非常勤医(2016年度まで)
2016年 特定非営利活動法人 日本歯科保存学会 歯科保存治療認定医 取得(第214号)
2017年 日本大学歯学部付属歯科病院 専修医(保存修復科)
    日本大学歯学部付属歯科病院 予防歯科 兼務
    東京都新島村国民健康保険式根島診療所 非常勤医(2018年度まで)
2019年 東京都御蔵島村国民健康保険直営御蔵島診療所歯科 歯周病検診担当医
2020年 特定非営利活動法人 日本歯科保存学会 歯科保存治療専門医 取得(第1277号)
2021年 日本大学歯学部保存修復学講座 非常勤医
    「富澤歯科医院」 院長

【所属学会】
特定非営利活動法人 日本歯科保存学会(認定医・専門医)
一般社団法人 日本接着歯学会
一般社団法人 審美学会
歯科臨床十人会
日本大学歯学部保存修復学講座 非常勤医

投稿者: 富澤歯科医院